捕状が出されたが、同氏がおとなしく出頭することは考えられない。また、東アジア会議を中止にまで追い込み、バンコクを混乱に陥れた今回のデモにより、こ
れまでタイ国民の間では寛容にされて来た収入や地方格差による潜在的な問題があぶり出されてしまった。そのことは、タイ国民の間に深く大きな溝となって今
後も一触即発の地雷として残ることになった。
結論として今回の騒動は、タイの抱える問題点をいくつも浮き上がらさせたということでは意義があった。しかし、そのことを解決へ向け努力する方向へ進まない限り、その意義は失われ遠くない将来に同じことが繰り返されることになるのだろう。
4月15日現在も非常事態宣言は解除されていません。今回の騒動で迷惑を被ったとして住民がデモ隊参加者を襲うという事件も発生しています。バンコク及び該当地区に在留されている方は、今後も注意を怠らないようにして下さい。
赤服デモ隊が引き揚げたあとの後片付けを報じるテレビニュース
【大使館からのお知らせ】
バンコク都を含む計6都県における非常事態宣言発令に伴う注意喚起(続報2)
(2009年4月14日 15:30現在)
1.14日午前11時頃、首相府付近にて集会を行っていたUDD幹部は、集会参加者の身の安全を確保するためとして、参加者に対し集会を解散する旨宣言しました。これを受け、首相府付近にて行われていた集会の参加者は、政府調達のバスで首相府を撤収しております。また、バンコク都内各地で発生していた警官・軍、乃至、UDDデモ隊による道路封鎖については、ほぼ解消されております。
2.また、13日、治安上の問題から閉店していたバンコク都内のショッピングモール(サイアム・パラゴン、セントラル・デパート5店舗及びZENデパート)は、14日午後から営業を再開致しました。
3.14日午後、タイ政府スポークスマンは、タイの政府機関を対象として16日及び17日を休日とする旨発表しました。なお、在タイ日本国大使館及び在チェンマイ日本国総領事館は通常どおり業務を行います。
4.タイの情勢は、バンコク都における非常事態宣言が未だ解除されていないこともあり、依然として不安定な状況ですので、タイに渡航・滞在される方は、報道等から最新情報の入手に努めるとともに、今後とも集会・デモ等の開催が報じられるような場合は、同付近には近づかないようにし、不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。
加えて、これら集団はそれぞれのシンボルカラーとして赤色(親タクシン派)、黄色(現政権支持派)のシャツ等を着ておりますので、外出の際は混乱・誤解を避けるため、同色以外の服装の着用をお勧めいたします。
(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8501、696-3001(証明)
(66-2)207-8502、696-3002(邦人援護)
FAX :(66-2)207-8511
○在チェンマイ日本国総領事館
住所:Suite 104-107, Airport Business Park, 90 Mahidol Road,
T. Haiya, A. Muang, Chiang Mai, 50100 Thailand
電話: (66-53) 203367
FAX : (66-53) 203373



