2008年09月02日
バンコク情勢
遂に出てしまいました。「非常事態宣言」
力による排除はしないと断言して来た首相側がいよいよ追い込まれたと見るべきでしょう。
それにしても、テレビで争乱の映像だけが流れているのを見るとまるで内戦状態のような印象になってしまいますね。
そのために旅行を取りやめたり、お知り合いの事が心配な方も多いことでしょう。実際、わたしの所へも奥サンの心配してくれる友人からのメールをいただきました。
バンコク在住の友人に電話で確認した所、バンコク市内は至って平静ということです。
しかし、PADに占拠されている首相府周辺や官庁街(ラーマ5世騎馬像〜民主記念塔〜王宮広場)にはくれぐれも近づかないで下さい。
非常事態宣言が出されたので、現地報道機関は報道管制が敷かれていると思いますので、旅行中の人はネットなどで情報を集める事をおすすめします。
一昨年のクーデターのように事態が穏便に推移すればいいのですが、
窮鼠猫を咬むの喩えもある通り、追いつめられた政府が軍を使って強硬手段に出る事もあります。
さて、このタクシン派VS反タクシン派の争乱はもっと簡単に説明すれば、
都会と地方の対立と言うことも出来ます。
ご存知の通り、タクシン氏は地方都市チェンマイ出身。
そして、地方の農民や貧困層の支持が厚い。
それに対して、PADのソンティー氏やチャムロン氏はバンコクの中間層に支持が多い。
また、PADにはタクシン以前に利権を持ち、タクシン政権によってその利権を失った人物が多いと言われています。
占拠された空港が南部都市ということは、その地での支持が多い民主党もPADに付いています。
民主党はタクシンの政党タイラックタイに奪われるまで、政権を担っていた政党です。
このようにいくつかの欲望と理想追求とが絡み合っているのが今回の事態ですが、基本的にはタクシンを追い出した時の対立関係と変わりは無いようです。
今後のキーとなるのはやはり軍の動向でしょう。
今のところは、中立の立場で非常事態宣言による政府の指示に従っているようですが、アヌポン陸軍司令官は反タクシン派と言われています。
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★連合、地方政治家宅の包囲を呼びかける
http://thaina.seesaa.net/article/105893961.html
民主主義市民連合は2日朝、全国の連合関係者に首相官邸またはマカワーン・ランサン橋前への集合を呼びかけると共に、バンコクへ行けない、または入域が阻止された場合は地域の政治家宅の包囲行動に乗り出すよう呼びかけた。
対象となる政治家宅には、スパンブリー県内のチャート・タイ党のバンハーン党首宅、サケーオ県内のプラチャラート党のサノ党首宅、ナコン・ラーチャシーマー県内のスワット・リプタパンロップ氏宅等が含まれる。
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最後に、今後タイに旅行を予定されている方もキャンセルすることは無いと思われます。上記の場所へ近づかない限り問題ないはずです。折角の機会ですから、こんな事態でも他の場所では平静を保っている不思議な所を見て来て下さい。
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バンコク情勢を調べていたらこちらのブログに。一昨年もタイ滞在中にクーデターがあり、日本では大変心配していたらしく今回も出かける前にこんな状態が報道されてしまいましたので。
でも首相府に近づかなければ大丈夫のようですね。ありがとうございました。(^0^)